Beautiful  Scenery

Kamakura

古式ペンタゴン。

緑の中にたたずむ姿は 情緒豊か。

手が届きそうで なかなか近づけそうにない建屋はこの世の「幸せ」の象徴なのか。

どっしりとしたたたずまいは、京都・奈良とは違う「武士政権の国」を無言で語っている。

海からはかなり離れているけど、海抜13メートルでは、もしも津波が起きたら、ここまで水が来るかもしれないなぁ。

鶴岡八幡宮のこの階段を900年以上も前から上った人がいると思うと、感慨深いものがある。その日の空はどんな色だったのだろうか。

そもそも、ウサギとかめはあまり仲がよくなかったのではなかったっけ。昔話の中で、ウサギはかめをバカにしているし、かめはかめでウサギを出し抜こうとして・・・

でも、このペアを見るかぎり、それは誤解だと思う。「ねぇ、何が見えるの?」と思わず声をかけたくなる。

1336年、新田義貞が鎌倉を攻め、戦死者を弔うために建てた寺らしい。右下に見える「九品寺(くほんじ)」の額書は新田義貞直筆のものと言われている。

柱と柱の組み木とそこに施されている彫刻が実に素晴らしい。

海にはその時その時の表情がある。この日はとても静かな海だった。夕凪というのはこういうことなのか。

逗子マリーナへ足をのばした。高校の修学旅行で訪れた南国宮崎のような景色が広がる。

太陽と海は密接な関係にある。同じ海でも、太陽光線を浴びている海と雲の下の海とでは全く別物だ。この日は猫の目のように変わる空模様の下、ちょっぴりすねた感じのする海だった。

「天狗だ、天狗がいる!」

建長寺の裏山を上っていくと、聳え立つ岩山の上にその姿を見ることが出来る。昔、ここで修業をしていた修験者たちを遠目から見ていた者たちが、頭の中でこしらえてしまった姿なのだと私は思う。天狗がいたのは鞍馬山だけではないのだ。

坂ノ下のカフェはTVドラマ「最後から二番目の恋」のロケにも使われたこじんまりしたお店である。窓から差し込む春の日差しが 体の隅々まで暖めてくれる。

鎌倉の大仏さんはどうして外にいるんだろう・・・ 小さいころからの疑問だった。

建物が津波でなくなってしまったと聞いた時、びっくりと同時にやっぱり建物の中に最初はいたことの安堵感に見舞われた。それにしても、すごい津波だったんだろうな。想像しただけでもぞっとする。

郵便ポストと紫陽花のコントラスト。知る人ぞ知る「鎌倉」の名勝地である。力餅屋の一角。

鎌倉で彼らを見かけるたびに、やっぱり翼があるって、飛べるっていいなぁとつくづく思ってしまう。

 自分が住んでいる埼玉と鎌倉の一番の違いは、日常風景の中に「海」があるかどうかだと思う。稲村ヶ崎から眺める風景には、なぜか人の心を落ち着かせる作用がある。遠くに見える江の島。そのはるか向こうにそびえる富士山。。。手前には「海」。埼玉県民にとっての「非日常的風景」がもっとも手前(=身近)にあるこの贅沢な景色。。。

何時間でも 見ていたい。。。

 お地蔵さんのイメージが最近、変わった。私が小さいころのお地蔵さんは、口を真一文字に結び、あたかも「俺は今修行をしているんだ。ほうっておいてくれ!こっちを見るな!」といった感じで、どちらかというと、近寄りがたい感じがしていた。ところが、最近のお地蔵さんは、とにかく表情が「明るい」。こちらに微笑みかけてくれて、身も心も癒される。これも時代の流れなのだろうか。

鎌倉に行った時、必ず利用するのが「江ノ電」である。行くと必ず「フリーパス券」を買って、何度も乗ってしまう。運が良ければ、毎回,デザインが違うものに乗れたりする。これも鎌倉へ行った時の楽しみのひとつだ。

Karuizawa

軽井沢の桜。高原の景色の中の桜は

又、一味違った美しさがある。

どこまでも青い空の元 春がさまざまな花々を呼んできた。

丹念に積み上げられた石の数々。ひとつひとつの個性が、またひとつ別の輝きを生み出す。

平和でのどかに暮らせる場所は、鳥たちにもわかるんだね。ここは いいところだ。

「秘密の花園」へ ようこそ。バラの楽園へいざなう道の先には・・・

静かな森の中での食事は とても心地よい。「卵かけごはん」が物凄いご馳走に変身する。それにしても、ご飯と卵に振りかける塩の種類を変えただけで、全く異なる味になるから不思議だ。

森の中の教会。ステージへと続くウェディングロード。ここは結婚式 「雨天中止」があるかも・・・

ハルニレテラスの中にあるお蕎麦屋さん。川のせせらぎに耳を傾け、森林浴をしながらいただく「鴨せいろ」は格別の味である。

山のある風景にあこがれる。海なし山なしの味気ない関東ローム層の上に位置するわが「大宮」に癒しの景色はあまりない。

「水鏡」はとても素直だ。美しいものはそのまま美しく映し出す。「私 キレイ?」なんて聞き返すのは野暮というものだ。

ドラマ「カルテット」の中に出てきた「ノクターン」という洒落たレストランの撮影に使用したお店。閑静な森の中にあり、とても落ち着ける。

 その教会は、木々に囲まれた森の中にひっそりとあった。だれにも邪魔されずに、選ばれし者だけの立ち会いの元、挙式するにはうってつけの場所だ。ただ、招かれた人たちも、ここに集まるのはたいへんかもしれない。

万平ホテル。宮崎駿のアニメ映画「風立ちぬ」の中に出て来るホテルの原型モデル。由緒正しき面持。1Fの喫茶でジョンレノン御用達の「ロイヤルミルクティー」を飲みながら「イマジン」を聴く至福のひと時。。。

ほんの数時間でいいから、そんな時間を味わってみたい。

 「水」は生命の源(みなもと)だと思う。ほとばしる水しぶきには、力強さとともに荘厳な雰囲気が漂う。滝のそれは「せせらぎ」とはほど遠い。妥協を許さない「命の音」がそこにはある。写真は「白糸の滝」の支流である。その流れに出会った時、その勢いにしばし圧倒されてしまった。

 

雲場池という池がある。池を取り囲む木々が紅葉した時の美しさは、「見事」の一言に尽きる。これまで、秋に二度訪れたのだが、いずれも息をのむ美しさだった。ただ後で聞いた話だが、この池は人工的に作られたものらしい。耳に入ってしまった今となっては、どうしようもないことだが、「知らないほうがよかった」というのが本音である。

共通するのは、どこへ行っても「この空の青さ」よ。

Others

なぜか身に染みる東風 吹けば

私の人生 行く道を

指し示す 屋根上 風見鶏

家の近くにあるお堂で「十王尊」という。岩槻城が落城した時、城の宝を持って逃げていた落ち武者が地元百姓の看護の甲斐もなく、ここで果てた。その時持っていた「宝(掛け軸)」とその武者を弔うために建てられたらしい。春はサクラ、秋は大イチョウが境内を彩る。

雲は一生 見上げるものだと思っていた。まさか、自分が雲より上にいるなんて。。。

 「ウルトラQ」の話で飛行機が雲の上で遭難する話がある。雲の上を歩くことは果たして出来るのだろうか。

「自然」の景観はもちろん素晴らしい。が、人間が造りだした「人工美」も捨てたものではない。我々が日常歩いている幾何学模様の歩道は、ひとつの現代工芸品と言ってもいいかもしれない。

凄いところに咲きましたな。種が飛んで行ったのでしょうか。ン、百合って種だっけ?! まぁ、いいか。。。

箕面駅から5分も行かないところにこんな自然がある。流れる水の音が心地よい。

「城」という建物は、その城主の権力の象徴である。大きければ大きいほどその力は強大なものだ。この大阪城はまさに「時の権力の象徴」、秀吉そのものだ。現代の機械をもってしても困難と思われるこの要塞建築に、いったい何人が携わったのだろうか。「天下人(てんかびと)」というのは、計り知れない権力保持者だったのだ。「現代」においても似たようなことをしている国がまだあるが、、、

普通、「ブルー系」の色は爽やかなイメージがするものだが、夏の「緑」はむっとするくらいの「暑さ」を感じる。あと、数か月もすれば、今度は黄金色のじゅうたんのようになるのだが・・・

夏だ、夏だ、夏が来た。

まだまだ「本物」にお目にかかれるこの公園は、さいたま市民の憩いの場だ。

埼玉県にもSLが走っているところがある。秩父長瀞に行く線で1日に上下線ともに1度だけ、その雄姿を見ることが出来る。めったにないチャンスなので乗ってみた。要所要所で鳴らす汽笛の音が郷愁を誘う。「銀河鉄道999」で耳にするあの音だ。新幹線でかっとんで行く旅もいいが、急がないのんびりした旅もいいものだ。

武蔵一ノ宮、、、地元の大宮氷川神社のことである。コロナ騒ぎ以来、参道の人通りも めっきり少なくなったようだ。折りしも「茅の輪くぐりの儀」の期間中で、私もくぐらせてもらった。無病息災、家内安全を祈るために始まった儀式。こんなご時世なので、ぜひとも、あやかりたいものだ。

( 2020年 6月 )

空はでっかいキャンバスだなんて、誰かが言っていたけれど、でっかい「だめだし」の「×」を飛行機が描いていった。

( 2020年 6月 )

埼玉県内にこんなところがあるなんて、つい最近まで知らなかった。「あけぼの公園」。入場は無料だ。初めて担任を持った自分のクラスの学生たちを連れて行った思い出の地。ここで、紙飛行機大会をやった。懐かしいなあ。

だれか、あそこにダンクしてみて。

関東にはお台場ちゅうところに「ガンダムはん」がおる 聞きましたねんけど、大阪にもおまっせ。ザクといっしょですねん。こっちのほうがイケてるのんちがいまっか。

「自然」だけが鑑賞対象の風景じゃない。人間の創造物だって、時には人の心を癒してくれる。だれが、何の目的でそれを作ったのか。それを考えていると、なんだかわくわくしてくる。

 < 東京 日本テレビ脇にてi >

東京という街は 実に興味深い街だ。古今・和洋なんでもござれだ。何回行っても、新しい発見がある。だからこそ、人が集まるんだろうな。

JR大宮駅西口からソニックシティビルに行く途中にあるスポット。ひと昔前、テレビでやっていた『タイムトンネル』の雰囲気がある。あなたは、向こう側に何が見えますか。

 ウチの近くの国道2号線には、ゴジラがいる。国道に覆いかぶさる雑木林が、ゴジラの丸まった猫背フォルムを絶妙に醸し出している。『昭和のゴジラ』の雰囲気を出す為に、写真をモノクロ加工してみた。


第二章『とおりすがり/わびすけ』はこちらからどうぞ。
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